今回はAI機能が魅力のテキストエディタ「Cursor」について、インストール方法、初期設定をざっくりご説明します。
Cursorとは?
CursorはVSCodeに近い感覚で利用することができるテキストエディタです。
拡張機能もVSCodeから引き継ぐことができ、多くの拡張機能をそのまま利用することができます。
AI機能が搭載されており、AIモデルの選択肢が豊富です。(私もまだ実際にコード編集に利用することはできていないのですが…)
イメージ的にはGithub Copilotと同じような機能を利用できると考えるといいと思います。
Github Copilotと同じように無料版、有料版とプランが分かれています。

データの学習について
AI機能搭載のテキストエディタということで、まずはデータが学習されないか、が気になるところだと思います。データの学習については、公式のプライバシーポリシーに記述があります。プライバシーモードをオンにすることで学習には使用されないようです。
キャプチャはEdgeの翻訳機能を使用したものです。

プライバシーポリシー |カーソル – AI コード エディター
データの学習以外については、AIモデルに直接リクエストを送る仕組みではなく、Cursorのバックエンド経由になること等の記述があります。
インストール方法
Cursorの公式サイトからインストーラーをダウンロードします。使用する端末に合わせて、インストーラーを選択してください。
Downloads | Cursor – The AI Code Editor
Snapdragonではない方は、サイト右上の「ダウンロード」をクリックするだけで良いです。

ダウンロードしたインストーラーを開き、指示に従ってダウンロード先なんかを設定してポチポチ進めていきます。
アプリのダウンロードが完了したら、検索バーなどからアプリを開きます。
アプリを開いたらまずは初期設定が必要です。
最初にサインアップをします。Gituhubのアカウントがある方は、そちらと連携するのが良いかと思います。
基本的にはお好みで設定していただければ良いのですが、データ保持に関する部分だけ注意が必要です。「Data Sharing」の画面が表示されたら「Privacy Mode」を選択してください。初期設定では「Help Improve Cursor」が選択されています。

他にはVSCodeの拡張機能を引き継ぐかどうかなどが聞かれます。VSCodeを利用していた方は、拡張機能を引き継いでおくと楽だと思います。
最後に
ざっくりとでしたが、Curosrのインストール方法についてでした。
私もまだ肝心のコード編集用途では、全然触れていないので、これから触ってみて、VSCodeと比較してみたいと思います。
補足として、アプリの初期言語は英語です。テキストエディタなのでそのままでもそこまで困らないとは思いますが、気になる方は日本語に変更してください。
「View」>「Command Palette」>「Configure Display Language」の順に操作し、日本語を選択します。どうやら選択肢に日本語が上手く表示されないこともあるようなので、その際には明示的に一度英語を選択したり、アプリを再起動してみてください。
ここまで閲覧いただきありがとうございました!